シンガポール警察、空港パトロールにロボット2台を配備
ロボットはそれぞれ音声を流すスピーカーと映像を伝える背面液晶パネルを搭載。高さは約1.7メートルで、マストを伸ばすと最大2.3メートルになる。複数のカメラを使って周囲を360度見渡すこともできる。
シンガポールでは2018年と22年にも、パレード警備にロボットが投入されたことがある。
コロナ禍ではロボット犬を使って他人との距離の確保を徹底させていた。全土の駅や空港で清掃ロボットを見かけるのは普通になった。
チャンギ空港でロボットに遭遇したという米国人旅行者のサムウェル・スワントさんは「まるで『ブラック・ミラー』のドラマから出てきたような光景だった」と語り、好奇心に駆られて近づいてみると、ライトが点灯してカメラが張り出してきたと話している。