トランプ大統領のフォローが外せない? インスタグラムで苦情噴出
ニューヨーク(CNN) 米メタ傘下のSNSインスタグラムで、米国のドナルド・トランプ大統領やJ・D・バンス副大統領、メラニア・トランプ大統領夫人のフォローを解除できないというユーザーの苦情が続出している。この現象は、歌手のデミ・ロバートやグレイシー・エイブラムスといったセレブの投稿でも伝えられた。
エイブラムスは、米副大統領アカウントの「@vp」と米大統領アカウントの「@potus」について、メタによって自動的に再フォローさせられたことから、3回のフォロー解除を強いられたとインスタグラムに書き込んだ。
「なんて興味深いこと!」「自分は絶対近くにいたくないから彼らをブロックしなければならないなんて」とエイブラムスは訴えている。
ロバートも「今日は2回、この男のフォローを外した」と投稿した。
トランプ政権を支持しないのであれば、フォローを外すよう呼びかけるユーザーもいる。
インスタグラムでは今週に入り、「#Democrat(民主党)」のハッシュタグが遮断されたという声もある。メタの広報は21日、各種ハッシュタグの検索機能に関する問題の解決に努めていると述べ、影響が出ているのは「左派の」ハッシュタグだけではないと説明した。
ただ、ユーザーに対してトランプ大統領とバンス副大統領のフォローを強要している事実はないとメタは強調。正副大統領と大統領夫人のアカウントは、政権が代わるたびに変更されると説明している。