マレーシアの熱帯雨林に「隠れ家」、おすすめスポット12選
ザ・ダタイ・ランカウイ
最大の目玉:1人きりになれる、平和で美しい自然散策
ランカウイ島の人里離れた深い熱帯雨林の中にあるダタイの125の部屋とヴィラからは、熱帯雨林とアンダマン海の見事な景色が望める。
長い歴史があり、数多くの受賞歴があるダタイは、もはや「穴場」とは言えないが、今もマレーシアで最高の熱帯雨林リゾートの1つであり、世界レベルのサービスと施設を提供している。
ヴィラ・ウータン・ダタイは、メインリゾートから離れた場所にある広さ550平米の複合施設で、ヴィラにはダイニングとリビングの他に、景色を楽しむためのパビリオン(観覧席)を備えた3つの部屋がある。宿泊費は安くないが、それだけの価値はある。
レイク・ケニール・リゾート・アンド・スパ(トレンガヌ)
最大の目玉:ハイキングと滝
マレーシア最大の人工湖、ケニール湖の湖畔にある唯一の高級リゾート、レイク・ケニール・リゾート・アンド・スパは、自然愛好家にはうれしい昔ながらの木造リゾート施設で、すぐ前に広大なケニール湖が広がる。
湖に隣接するスパが特におすすめだが、ほかにも釣りや自然散策を楽しんだり、ボートで滝を見に行くこともできる。
プルマイ・レインフォレスト・リゾート(サラワク州)
最大の目玉:ツリーハウス
プルマイ・レインフォレスト・リゾートは、神秘的なサントボン山のふもとの手付かずの森の中にある。
自然環境への影響を最小限に抑えるために慎重に設計されたエコリゾートで、1990年代から訪問者に独自の体験を提供している。
宿泊施設としては、キャビンや1、2階建ての施設の他に、見事なツリーハウスヴィラを備える。
「手付かずの自然美と素晴らしく豊かな生物の多様性」を売りにするこのリゾートは、自然を求めて訪れる人々の期待を裏切らない。
自然を満喫するには、ハイキングやコウモリや鳥の観察などがある。
ムティアラ・タマン・ネガラ(パハン州)
最大の目玉:無数の野生生物、ロングボートでのリバークルージング
タマン・ネガラは、世界最古の熱帯雨林の1つであると同時に、マレー半島最大の国立公園でもあり、その周辺では1万種以上の植物、2万5000種の無脊椎(せきつい)動物、200種の哺乳動物が見られる。
ムティアラ・タマン・ネガラ・リゾートは、その古代の森の奥深くに位置し、108の部屋の他にマレー式の木造シャレー、バンガロー、ゲストハウスを備える。
またリゾート内にはドミトリーやホステル、さらに広さ約1ヘクタールのキャンプ場があり、現地でテントや寝袋をレンタルできる。