マレーシアの熱帯雨林に「隠れ家」、おすすめスポット12選
マレーシア(CNN) マレーシアの島々、高原、沿岸部には美しい熱帯雨林が広がる。そうした自然の中には世界有数の「隠れ家」ホテルが存在する。
今回は、その中から選りすぐりの12の場所を紹介する。
ボルネオ・レインフォレスト・ロッジ(サバ州ダヌムバレー)
最大の目玉:ダヌムバレーの林冠吊り橋(キャノピーウォーク)
BRLの愛称で知られるボルネオ・レインフォレスト・ロッジは、マレーシアで最も高級かつ豪華なプライベートリゾートの1つだろう。
ボルネオ島サバ州のダヌムバレー自然保護区の奥深くに位置し、最寄りの町まで4、5時間はかかる。
数々の受賞歴のあるこのリゾートは、施設全体が木の支柱の上に建っている。さらに熱帯雨林の地面を保全するために通路は全て地面より上に設置され、高木の上層部を渡る吊り橋「キャノピーウォーク」が目玉だ。
30ある木造の建物は、完全にプライバシーが確保されている。設備は最小限で、エアコンも備えていないが、室内は昔ながらの見事な方法で冷やされており涼しい。
また、リゾート内で野生動物を見かけることも珍しくない。知識が豊富なプロのスタッフやガイドが常駐し、一流のサービスを受けられる。
ムル・マリオット・リゾート・アンド・スパ(サラワク州ムル国立公園)
最大の目玉:ムル洞窟ツアー
ムル・マリオット・リゾート・アンド・スパ(旧ロイヤル・ムル・リゾート)は、ユネスコ世界自然遺産に登録されているボルネオ島サラワク州のグヌン・ムル国立公園から徒歩5分の場所にあり、ムル地方で唯一の5つ星高級リゾートだ。
宴会場やバリ式のスパを備え、料理教室や文化芸能も披露している。また熱帯雨林の散策やムル洞窟ツアーなども楽しめる。
このリゾート施設とリゾート内の歩道も木の支柱の上に作られている。