航空業界で身だしなみ規程緩和の動き、化粧やネイルも性別問わず

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米ユナイテッド航空が、客室乗務員の身だしなみに関する規程の緩和を打ち出した/Courtesy United

米ユナイテッド航空が、客室乗務員の身だしなみに関する規程の緩和を打ち出した/Courtesy United

(CNN) 米ユナイテッド航空が、包括性を重視する立場から、客室乗務員の髪型や化粧、タトゥーなどに関する身だしなみ規程の緩和を打ち出した。

客室乗務員の身だしなみ規程は厳格なことで知られる。航空会社の多くは男女別に客室乗務員の制服を指定し、髪型や化粧にも細かい規則がある。

しかしユナイテッド航空は9月15日から、接客担当の従業員が目に見える場所にタトゥーを入れることを認める。化粧やネイルも本人が希望すれば、性別を問わずに許可される。髪を下ろすことも性別に関係なく認める。

同航空によると、今回の規程緩和の目標は、乗務員に「職場でありのままの自分が歓迎されていると感じてもらい、自分の個性を尊重しながら、グローバルなユナイテッドブランドの大使を務めてもらう」ことにある。

ユナイテッド航空は乗務員の髪型に関する規程も性別問わず緩和する/Courtesy United
ユナイテッド航空は乗務員の髪型に関する規程も性別問わず緩和する/Courtesy United

ただし依然として制約はある。目に見える場所のタトゥーは、従業員が職場で着用するバッジより小さくなければならない。髪を下ろすことができるのは、肩までの長さかそれ以下の長さの場合に限られる。

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