航空業界で身だしなみ規程緩和の動き、化粧やネイルも性別問わず
新興の航空会社の中には、最初から性別を問わないジェンダーニュートラルの制服を採用するところもある。韓国で国内便を運航するエアロKは、インスタグラムへの投稿で、客室乗務員の制服デザインについて「年齢や性別に関係なく各種の任務をもっとうまく遂行できる」ことを目指したと説明した。
スタイリッシュな同航空の制服は、ファッション誌ヴォーグ・コリアのSNSでも紹介されている。
アイスランドの新興航空会社PLAYも性別を問わない制服を打ち出した。赤とグレーを選択できるようにしたのは、快適性と実用性を優先したためだと説明。「ハイヒールで走り回ることは忘れよう。快適なスニーカーこそふさわしい。髪型や化粧、タトゥー、ネイルに関する指示はなくなった」「制服は性別を指定しない。乗員は多様な選択肢の中から自分に合ったものを選択できる」としている。