航空業界で身だしなみ規程緩和の動き、化粧やネイルも性別問わず

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接客担当の従業員が目に見える場所にタトゥーを入れることを認める/Courtesy United

接客担当の従業員が目に見える場所にタトゥーを入れることを認める/Courtesy United

それでも航空業界にとってこの変化の意味は大きい。

例えば女性従業員がスカートではなくズボンを着用することや、化粧しないことをヴァージン・アトランティック航空が認めたのは2019年だった。

一方、ブリティッシュ・エアウェイズは今も男性従業員の髪型について「プロフェッショナル環境にふさわしい伝統的なスタイルでなければならない。剃ったスタイルや彫刻スタイル、長髪は許容されない」と定めている。

客室乗務員組合ユナイテッド航空支部のケン・ディアス支部長は、ユナイテッド航空の新規程を歓迎すると述べ、「これで職場の包括性が高まって全ての客室乗務員が自分のままでいられるようになり、航空業界の救急対応要員としての仕事に100%集中できる」と評価した。

ユナイテッド航空は年内に、操縦士を含む他の従業員も規程緩和の対象とする方針。

同航空は新型コロナウイルスの流行前に新しい制服の導入を予定していたが、この計画は延期になった。

その間に、「包括性の機会を追求する我々のブランド価値に沿わせ、制服と身だしなみ規程のあらゆる側面について検討してきた」という。

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