離陸機のドア開け脱出スライドを作動させる、カナダ人の男逮捕 タイ
タイ国際航空は事件を受けて声明を出し、整備士が安全規則に従ってドアの修理と点検を行ったと説明。当該機は定刻より遅れた深夜0時過ぎにバンコクへ飛び立ったと明らかにした。乗客やパイロット、客室乗務員にけがはなかった。
チェンマイ警察の担当者はCNNに対し、カナダ国籍のウォン・サイ・フン容疑者を現場で逮捕したと説明した。
有罪となった場合、容疑者は死刑や20年以下の禁錮刑、罰金60万~80万バーツ(約250万~330万円)を言い渡される可能性がある。ただ、タイは2018年以降、死刑を執行していない。
警察はドアを開けた動機は不明だとしつつも、ストレスを感じている様子で意思疎通が難しいことから、検査のため精神病院に身柄を送ったとしている。