米国、ロンドン五輪でテロ対策センターを新設 24時間態勢
(CNN) 米国家テロ対策センターの責任者であるマシュー・オルセン氏は26日までに、開幕式が27日に行われるロンドン夏季五輪に備え24時間態勢でテロ情報の収集や分析、対応に当たる部門を新たに設けたことを明らかにした。
米連邦下院の国土安全保障委員会の公聴会で表明した。ロンドン五輪はテロリストや他の破壊分子の攻撃の標的に成り得るとし、英国の該当機関と協力してテロ謀議の摘発などを目指すとしている。
米国防総省筋は先に、米軍も五輪の安全確保で機密扱いの支援を提供していることを明らかにしていた。この支援の具体的な内容は不明。パネッタ米国防長官は最近、米国は英国が五輪の安全確保で必要とする全ての協力に応じていると述べていた。
ロンドン五輪の競技は8月12日まで続く。米国は500人以上の選手団を送っている。