米スピリット航空機、停止中の飛行機と接触 けが人なし
(CNN) 米フロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港で12月31日夜、米国の格安航空会社スピリット航空が運行するエアバスA320の翼端が停止中の飛行機の尾翼に接触する事故が発生した。当時、スピリット航空機には162人の乗客が乗っていた。
スピリット航空の広報担当者は「(旅客機が)着陸し、ゲートに向かって走行中、停止中の別の飛行機と接触した」とした上で、「けが人はなく、乗客は通常通り飛行機を降りた」と述べた。
一方、被害に遭ったのはUSエアウェイズの旅客機で、事故当時、同機はゲートから離れた場所に駐機中で、乗客は乗っていなかった。
現場に駆け付けたブロワード郡保安官は、USエアウェイズ機の損傷について、「尾部に長く深い傷が付いていた」と述べ、「燃料漏れは見られなかった」と付け加えた。
接触したスピリット航空機はすでに飛行を再開したが、USエアウェイズ機は検査と損傷の修理のため運行を停止している。