走行中のバスが反対車線に突っ込む、8人死亡 米テネシー州
(CNN) 米テネシー州を走る高速道路で2日午後、走行中のバスがタイヤのパンクをきっかけに反対車線に突っ込む事故が起き、当局によれば、8人が死亡し、14人が負傷した。
事故が起きたのは同州ジェファーソン郡を走る州間高速自動車道40号線。バスは前輪のタイヤがパンクしてコントロール不能になった。反対車線との間には幅の広い緑地帯があったが、バスはそれを乗りこえて、走ってきたスポーツ用多目的車(SUV)と大型トラックと衝突し横転した。
当局によればこの事故でバスに乗っていた6人とSUVの1人、トラックの運転手の計8人が死亡。14人がけがをした。けが人のうち8人は重体で2人が重傷だという。
バスにはノースカロライナ州ステーツビルの教会の信者18人が乗っていた。関係者によれば、一行はテネシー州ガトリンバーグで行われた教会関係の歌と説教のイベントに出かけた帰りだったという。教会の牧師は急ぎ、テネシー州に向かった。
当局はバスの整備状況や運転手の資格や運転歴などについて調べる意向だ。