警官銃撃の夫婦、ネットで犯行予告か 米ラスベガス
(CNN) 米ラスベガスで警官など3人が射殺された事件で、現場で自殺した容疑者の夫婦が大量の銃弾を持ち、犯行を予告するような内容を交流サイトのフェイスブックに投稿していたことが分かった。捜査当局が9日に明らかにした。
調べによると、ジェラド・ミラー容疑者(31)と妻のアマンダ・ミラー容疑者(22)は8日午前11時20分ごろ、ピザ店で昼食を取っていた警官2人を銃撃。さらに道路を横切ってスーパーマーケットのウォルマートに駆け込み、店内にいた買い物客1人を殺害した。
買い物客らは出口に殺到して避難し、警官隊は銃撃戦の末、2人を店内の一画に追い詰めた。そこでアマンダ容疑者がジェラド容疑者を射殺し、続いて銃口を自分の頭に向けて自殺した。
目撃者によれば、ウォールマートで殺害されたジョセフ・ウィルコックスさん(31)は、自分が持っていた銃をジェラド容疑者に向けて犯行を阻止しようとしたが、アマンダ容疑者に撃たれて死亡したという。