エボラ患者の飼い犬、米国では殺さず隔離
(CNN) 米テキサス州ダラスでエボラ出血熱に感染した看護師の飼い犬が隔離され、14日、市が管理する基地の跡地に移された。スペインで感染した看護助手の飼い犬が処分されたのとは対照的に、ダラスの犬は市の動物センターが預かって経過を観察している。
ダラス市はフェイスブックやツイッターで看護師の飼い犬「ベントリー」を自宅から保護する様子を伝え、「ベントリーは住宅地から離れた安全な場所にいる」と報告した。看護師もベントリーが無事でいる様子を見て安心したという家族の言葉も添えた。
About to provide updates on Bentley. Here are some pics from yesterday. Family says Nina was happy to see he's okay. pic.twitter.com/wj3mTv9JCF
— Sana Syed (@dallaspiosana) 2014, 10月 14
ベントリーは21日間、経過観察を続ける予定で、市が玩具なども与えながら面倒を見ているという。
米疾病対策センター(CDC)によると、犬や猫がエボラを発症したという報告や、人間やほかの動物に感染させたという事例は現時点で報告されていない。