妻を撃った米警察署長、「寝ぼけて」の銃処理が原因か
(CNN) 米南部ジョージア州ピーチツリー・シティーの警察署長(57)が自宅寝室で妻(58)に発砲、負傷させた騒ぎで、署長が「睡眠状態」にある中でベッド内にあった短銃を他の場所へ移そうとして、誤射したと説明していることが4日までにわかった。
発砲が起きた後、ウイリアム・マコロム署長は自ら警察へ緊急通報して事情を報告していた。公開されたこの緊急通報の録音内容によると、署長は「短銃を脇に移そうとした」などと説明。通報の受付担当者がその際には寝入っていたのかと質問すると、「そうだ」と答えていた。
警官が署長宅へ到着した際には短銃はベッド近くの装飾テーブルにあるとも告げていた。
騒ぎは今月1日未明に起きたもので、近くのアトランタの病院へ搬送された妻は背中を撃たれ、重体となっている。同州の捜査局は症状が改善すれば、聴取する予定。
署長は発砲騒ぎで罪には問われていないが、捜査局が調べを進める間は休職処分となった。