米ダラスの警察本部に銃撃、けが人なし 容疑者は射殺
男は電話で「ジェームズ・ブールウェア」と名乗ったという。警察は家庭内暴力の前歴がある同名の人物の記録を発見し、確認を急いでいる。
ダラスから南東へ約20キロ離れた郊外のレストラン駐車場で、男は車のドアを開け、追ってきた警官らに向けて再び発砲。警察側が反撃して銃撃戦となった。この後も電話を通して交渉が続いたが、男は脅迫的な発言を繰り返し、ついには一方的に交渉を断った。
SWAT隊員らが午前5時ごろ、車のフロントガラス越しに男を射殺した。車内からは男の主張通り、少なくとも2つのパイプ爆弾が見つかった。
警察本部の前にもパイプ爆弾が仕掛けられ、触れると爆発するよう設定されていた。爆弾処理班が翌朝、ロボットを使って移動させようとした際に爆発した。
捜査当局は男が単独犯だったと断定し、テロとの関連はないとの見方を示している。