オバマ大統領が対話集会に出席、銃規制強化に支持訴え

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

反対派の主張は「事実無根」

(CNN) オバマ米大統領は7日夜、銃規制をテーマとするCNN主催の対話集会に出席し、大統領権限で打ち出した規制強化策への国民の支持を訴えた。

集会の中でオバマ大統領は規制強化反対派の主張に触れ、「(反対派は)国民から銃が取り上げられると吹聴している」と批判。そうした主張は「事実無根であり、度を越したものだ」と強調した。

大統領権限で打ち出した対策には、銃購入者の身元審査を厳しくすることによって、展示会などで売買される場合の抜け穴をふさぐ措置などが盛り込まれている。

これに対して、ほとんどの犯罪者は銃を違法に入手するか、知人を通じて手に入れていることから、身元審査の厳格化は無意味だとする反論もある。

しかしオバマ大統領はそうした主張を退け、「他人や自分自身に危害を加えるような人物の手に銃が渡らないよう、あらゆる対策を講じるべきだという点については誰もが賛成できるはず」と指摘。「この制度で一人残らず捕捉できるわけではない。だが、ここに集まった人たちの一部が味わったような悲しみから、たくさんの家族を救うことはできるかもしれない」と訴えた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]