ドローンの登録進む、2週間で18万機 米
ワシントン(CNNMoney) 米連邦航空局(FAA)が昨年末、小型無人機(ドローン)の所有者に登録を義務付けた件で、同局は7日までに、これまでに18万1000機の登録が完了したと発表した。
登録制度は先月21日から始まっている。自主申告制で、違反者は3年以内の禁錮か25万ドル以下の罰金を科される可能性がある。
FAAのフエルタ長官は「これまでの登録数を見て心強く感じた」と述べた。
登録義務の対象となるのは機体重量約250グラム~25キロのドローン。価格が100ドル以下の玩具のドローンは該当しないものが多い。
所有者はFAAの特設サイトにアクセスし、基本情報を入力し、FAAの安全ガイドラインを読んで承諾する必要がある。登録料は5ドルだが、1月20日までに登録をすませれば返金される。
有効期間は3年で、登録数に制限はない。商用ドローンについては電子申請はできず、書類での申請となる。
またFAAは、ドローン愛好者向けのスマートフォン用アプリ「B4UFLY」を公開したと明らかにした。このアプリは携帯電話の位置情報を元に、空港や火災現場など周辺の飛行禁止区域を知らせてくれる。
家庭用電気器具の団体によると、この年末年始だけで推定約40万台のドローンが販売されたという。