オバマ大統領が対話集会に出席、銃規制強化に支持訴え

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全米ライフル協会(NRA)との対話にも前向きな姿勢を示した

全米ライフル協会(NRA)との対話にも前向きな姿勢を示した

あと1年で任期切れを迎える大統領が対話集会に出席するのは異例。オバマ氏は銃犯罪の被害者や牧師など銃規制強化を支持する人たちからの質問に答えるとともに、銃関連団体の幹部や保安官、強姦事件の被害者といった反対派の意見にも耳を傾けた。

銃規制強化に反対する有力団体、全米ライフル協会(NRA)は対話集会への出席を拒否した。オバマ大統領はそれでも同団体との対話に前向きな姿勢を示す一方で、「『オバマが銃を取り上げようとしている』といったでっち上げではなく」、事実に基づく対話を望むとくぎを刺した。

大統領自身は、ハワイで育ったために銃を持ったことがなく、ほとんど経験もないと打ち明けている。

集会にはCNNが招いたゲスト100人あまりも出席した。この中には2011年に銃で撃たれて重傷を負ったガブリエル・ギフォーズ元議員や銃規制強化を訴える夫のマーク・ケリー氏、映画「アメリカン・スナイパー」のモデルになった元兵士クリス・カイル氏の妻で、銃規制強化に反対するタヤ・カイル氏なども含まれる。

CNNとORCが同日発表した世論調査では、米国民の過半数がオバマ大統領の銃規制強化策を支持すると答えた。半面、それでも銃犯罪による犠牲者の数は減らせないという回答も57%を占め、議会を通さず大統領権限で規制を強化するやり方には54%が反対を表明した。

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