米民主党の指名争い、クリントン氏が25ポイント差でリード
ワシントン(CNN) 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いは、米NBCニュースとウォール・ストリート・ジャーナルが18日までに発表した世論調査で、ヒラリー・クリントン前国務長官が25ポイントの差を付けてバーニー・サンダース上院議員を上回った。
民主党の予備選有権者の支持率は1位のクリントン氏が59%、2位のサンダース氏は34%。マーティン・オマリー前メリーランド州知事は2%だった。
先週発表されたCBSニュースとニューヨーク・タイムズの世論調査では、クリントン氏の支持率は48%、サンダース氏は41%で、今回のNBC調査に比べると支持率の差は小さかった。
大統領選の本選が今実施されたと仮定した調査では、サンダース、クリントン両氏とも、共和党の最有力候補ドナルド・トランプ氏に大きな差を付けて勝利できるという結果が出た。
サンダース氏とトランプ氏が対峙(たいじ)した場合の得票率は、サンダース氏の54%に対してトランプ氏は39%。クリントン氏と対決した場合はクリントン氏が51%、トランプ氏は41%だった。
民主党の指名争いに関する世論調査は予備選の有権者400人を対象に1月9~13日に実施。本選に関する世論調査は有権者800人を対象に実施した。