セントラルパークで重傷を負った学生、義足で踏み出す
(CNN) 米ニューヨーク中心部のセントラルパークで7月に起きた爆発で片足を吹き飛ばされる重傷を負った大学生、コナー・ゴールデンさん(18)が義足で再び歩き出し、初めて爆発当時を振り返るコメントを出した。
ゴールデンさんのために募金を呼び掛ける支援サイトで、「皆さんからどれほどの希望と力をいただいたことか。感謝の言葉が見つからない」と語り掛けている。
先週からマイアミ大学への通学を再開し、義足の使い方も練習している。「笑顔で写真に写っているのは、また歩くことができてうれしいからだけではなく、たくさんの愛に感謝しているから」だという。
ゴールデンさんはセントラルパークで、友人2人と岩から飛び降りた時に爆発物を踏んだとみられる。友人たちにけがはなかった。
当局によると、爆発は「花火か手製爆弾の実験」だったとみられる。意図的な攻撃だったことを示す起爆装置や金属片などは見つかっていない。一部の部品の出どころはニュージャージー州の製パン所跡だったことが判明したが、だれの仕業だったのかは依然として明らかになっていない。