米大統領選第3の候補、テレビで失態 「アレッポ」を知らず
(CNN) 米大統領選に第3党のリバタリアン党から出馬しているゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事は8日、テレビのインタビューでシリアの難民問題について問われ、「アレッポとは何か?」と聞き返すという失態を演じた。
アレッポはシリアの大都市で、内戦に巻き込まれ深刻な難民問題が起きている。
だがMSNBCの司会者から「もし当選したら、アレッポ問題についてどう対応するか」と尋ねられると、ジョンソン氏は「何について?」と聞き返した。
「アレッポ」と司会者は繰り返した。
ジョンソン氏は少し黙り、こう言った。「アレッポとは何ですか?」
「また冗談を」と司会者は言った。「アレッポはシリアにあり、難民危機の震源地です」
司会者の説明を聞いたジョンソン氏は「ああ、なるほど。シリアはひどい状態だと思う」と述べた。