オバマ氏支持率、2期目最高を更新 世論調査
(CNN) CNNと調査機関ORCによる最新の世論調査で、オバマ米大統領の支持率が2期目に入って最高の55%を記録した。就任1年目以降では1~2期目を通して最も高い水準だ。
オバマ大統領の支持率は、民主党全国大会の直後に2期目最高の54%を記録していたが、今回はそれを1ポイント上回った。この水準に到達したのは就任1年目の終わり以降で2度しかない。2011年の1月と、2期目に入る直前の13年1月だ。
CNNとORCの世論調査では、大統領の支持率は今年2月以降、7カ月連続で50%以上をキープし、就任1年目を除いた最長記録となった。また、今年に入っての平均支持率は51%で、2年目以降では最も高い。
1年前と比べると約10ポイント増。年代や性別、地域の違いにかかわらず、大きな伸びは共通している。
もっとも支持政党による違いはある。民主党支持層では1年前と比べて12ポイント増の89%、無党派層では14ポイント増の56%だったが、共和党支持層では11%から13%へと2ポイントしか増えていない。
今年の大統領選では同じ白人有権者でも学歴によって支持者が分かれる現象が起きているが、ここでも同じような傾向がみられる。オバマ大統領の支持率は大卒の白人では55%だったのに対し、大卒でない白人では44%に留まった。
調査は9月28日から10月2日にかけ、全米から無作為に抽出した成人1501人を対象に実施された。