トランプ氏、プーチン氏との共同記者会見での「言い間違い」認める

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トランプ氏は大統領就任以来、自らミスを認めたことがほとんどなかった/Chris McGrath/Getty Images

トランプ氏は大統領就任以来、自らミスを認めたことがほとんどなかった/Chris McGrath/Getty Images

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は17日、プーチン・ロシア大統領と会談した後の共同記者会見での発言について、言い間違いがあったと説明した。

トランプ氏は16日の共同会見で、ロシアによる米大統領選介入を断定した米情報当局の見解に反し、介入を否定したプーチン氏の肩を持つ姿勢を示したことで、米与野党双方から批判を浴びていた。

会見から丸1日以上が過ぎた17日、ホワイトハウスで議員らとの会合に出席したトランプ氏は、記者団の前で用意されたメモを読み上げ、言い間違いを説明した。同氏は大統領就任以来、自らミスを認めたことがほとんどなかった。

トランプ氏はプーチン氏との会見で、大統領選に介入したのが「ロシアだという理由は見当たらない」と述べた。だが本人の説明によれば、実際に言おうとしたのは「ロシアでないという理由は見当たらない」という「二重否定」の文章だった。会見のビデオなどを見返して、否定の言葉を入れ忘れていたことに気付いたという。

同氏は間違いを認めたうえで、大統領選でロシアとトランプ陣営が共謀した事実はなく、最終的な選挙結果にも影響はなかったと改めて主張した。

同氏はまた、ロシアの介入を断定した米情報当局の結論を「受け入れる」と明言。ただしその直後にメモから離れ、「ほかの人々がやった可能性もある」と付け足した。

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