米ミシガン州知事の拉致計画、有罪認めた男に禁錮6年超
ワシントン(CNN) 米ミシガン州西部地区の連邦地裁は25日、同州のウィットマー知事(民主党)の拉致計画に加わったことを認めた男に対し、禁錮6年超の刑を言い渡した。
タイ・ガービン被告はこの拉致計画事件で起訴された被告6人のうちの1人。1月に有罪を認め、連邦検察との司法取引で共謀者に不利な証言をしていた。
検察は被告の協力姿勢を称賛し、禁錮約9年を求刑した。
連邦検察は法廷で、「ガービン被告の協力の重要性についてはどんなに強調しても足りない」と説明。犯行を共謀したこと、自身が故意にそれに参加したことを被告が率直に認めたと指摘した。
検察によると、ガービン被告は今後の公判で、有力な証言者として他の共謀者に不利な証言をする見通しだという。