国外脱出作戦の航空機、39分ごとに1便離陸 カブール空港
(CNN) 米統合参謀本部で後方支援担当幹部を務めるハンク・テイラー少将は25日、アフガニスタンの首都カブールの国際空港で続いている米国民らの国外退避作戦に触れ、米軍や多国籍軍が過去24時間内に1万9000人を脱出させたと報告した。
24日に同空港を出発したのは計90便とし、39分ごとに1便の計算になると述べた。米軍は軍用機42機を動員し1万1200人を輸送、多国籍軍は7800人を運んだとした。
米軍や多国籍軍がこれまで国外へ運んだ自国民らはこれまで約8万8000人。
カブール空港には搭乗や出発を待つ人々が1万人以上いるとも指摘。ただ、空港に到着する人々は今後増えるともみられ、待機している人数が変わる可能性があるともした。