米政権、南アなど8カ国からの渡航を制限へ 29日から

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バイデン米政権が南アなど8カ国からの渡航を制限する方針を発表/Alex Wong/Getty Images

バイデン米政権が南アなど8カ国からの渡航を制限する方針を発表/Alex Wong/Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は26日、米国は南アフリカなど8カ国からの渡航を29日から制限すると発表した。新型コロナウイルスの新たな変異株が出現したことを受けた措置。

バイデン政権はファウチ大統領首席医療顧問や米疾病対策センター(CDC)の助言を踏まえ、南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、マラウイからの渡航を制限する。

新たな変異株は「オミクロン株」と名付けられた。米連邦政府は依然として情報収集を進めている段階にある。

バイデン氏は今回の発表で、南アフリカで広がる新たな変異株について26日に報告を受けたことを明らかにした。

その後、記者団に対して「慎重に対応する方針を決めた」と説明。「大きな懸念材料であること、急速に広がっているように見えること以外、多くは分かっていない」とも述べた。

複数の当局者は今回の渡航制限について、世界保健機関(WHO)が「懸念すべき変異株」に指定したことを踏まえ、慎重を期した措置だとしている。

バイデン政権高官によると、29日に渡航制限を開始する前に、米国としての正式な宣言や米運輸保安庁(TSA)による指示、航空会社との調整を含む複数の措置を取る必要がある。

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