米軍の弾薬備蓄量が低水準に、ウクライナ軍事支援背景に

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ホワイトハウスで会見するサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)/Jonathan Ernst/Reuters/File

ホワイトハウスで会見するサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)/Jonathan Ernst/Reuters/File

(CNN) 米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日までに、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援が続く中で、米軍が保持する弾薬の備蓄量が低水準に陥っていることを明らかにした。

CNNとの会見で述べた。補佐官は、バイデン政権が発足した時点で、155ミリ砲弾の備蓄分は比較的少なめだったと説明。同砲弾は北大西洋条約機構(NATO)標準の弾薬ともなっている。

サリバン氏は、政権はその後、弾薬の備蓄分を許容出来る水準にまで補充するには数カ月でなく数年を要する作業になることを知ったと指摘。ウクライナを軍事面で支え続ける中での厳しい課題になったとも述べた。

「バイデン大統領は米国防総省に対し、いつ発生するかもしれぬあらゆる紛争に備え必要となる全ての弾薬の生産能力を米国が迅速に確保するよう指示した」とも話した。「我々の弾薬供給能力は毎月、増大している」とも強調した。

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