自分の殺害を友人に連絡、虚偽通報容疑で女を逮捕 米ノースカロライナ州
(CNN) 米ノースカロライナ州で、自分が襲撃されて殺されたという内容のメッセージを友人と社会福祉局に匿名で送ったとして、女が虚偽通報などの容疑で逮捕された。
警察によると、マギー・スウィーニー容疑者(37)は21日に逮捕され、出廷の誓約書を提出して釈放された。
同州フランクリン警察の21日の発表によれば、同容疑者は警察に対する虚偽通報、電話を通じた重傷または死亡の虚偽報告、警官に対する抵抗などの疑いがもたれている。メーコン郡裁判所によると、いずれも軽罪にあたるという。
警察は、18日にスウィーニー容疑者の行方不明届けが出されたことを受け、「スウィーニー容疑者の身の危険、または死亡」をうかがわせる情報があるとして捜査に着手した。
翌日、スウィーニー容疑者が無事に発見された後も捜査を続けた結果、その日のうちに、同容疑者が第三者のアプリ経由で友人と社会福祉局に宛てて、自分が襲撃されて死亡したという内容のショートメールを送っていたことが分かった。
「スウィーニー容疑者の行為のために、我々だけでなく他の部局も、別の件に費やすことができていたかもしれない何時間もの勤務時間を費やした。家族も友人も地域社会もスウィーニー容疑者の身の安全を非常に心配し、憂慮した」と警察はコメントしている。
スウィーニー容疑者は9月7日に裁判所に出廷する。