トランプ前米大統領の三男バロン氏、共和党の州代議員を辞退
(CNN) トランプ前米大統領の三男バロン・トランプ氏が、共和党全国大会のフロリダ州代議員を辞退したことが分かった。トランプ氏の選挙陣営の上級顧問と、メラニア夫人の事務所が出した声明で明らかになった。
上記の声明はバロン氏について、「フロリダ州共和党によって同州代議員に選出されたことを誇らしく感じているものの、先約があるため残念ながらこれを辞退する」と説明している。
3月に18歳になったバロン氏は、ドナルド・トランプ・ジュニア氏、エリック・トランプ氏、ティファニー・トランプ氏といった他の家族らとともに代議員に選出されていた。
バロン氏の辞退については、デーリーメール紙が10日、最初に報じた。
共和党全国委員会(RNC)は7月にウィスコンシン州ミルウォーキーで全国大会を開催する。トランプ氏は大会前後に副大統領候補を発表する見込みだと発言しており、公私の場で何人かの名前を挙げている。
トランプ氏は10日、ラジオのインタビューに答え、自身とバロン氏の関係について語った。ただバロン氏の州代議員としての役割には言及しなかった。
インタビューではバロン氏を「素晴らしい男」と称賛。政治への関心が高く、時には自分に対して政治的な助言をすることもあると明かした。