行方不明の子ども200人を救出、全米で6週間にわたり救出作戦

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救出作戦中にあたる米連邦保安官局の職員/United States Marshals Service

救出作戦中にあたる米連邦保安官局の職員/United States Marshals Service

(CNN) 米連邦保安官局(USMS)が主導した6週間にわたる全米を対象にした捜査により、危機的な状況にある行方不明の子ども200人が救出されたことがわかった。米司法省が明らかにした。救助された子どもの最年少は生後5カ月だった。

危機的な状況にある行方不明の子どもとは、できるだけ早期に発見しないと危険な状況に陥る可能性が高まっている子どもを指す。

司法省の発表によれば、救出された子どもたちの中には、家出をしたものや親権を持たない親に誘拐されたものも含まれていた。子どもたちは全米で5月20日から6月24日にかけて行われた捜査によって救出された。

全米7カ所の連邦司法管轄区や各地の連邦や州、地元の捜査機関と、全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)が救出作戦に参加した。救出した子どものうち123人は「危険な状況」から救い出されたという。

司法省は、今回救出された子どもたちについて、性目的の児童売買の被害や児童搾取、性的虐待、身体的虐待、医学的または精神面での健康状態など高リスク要因の兆候を基にすると最も救出が困難な事案の一部だとみられると説明した。

救出作戦が行われたのはオレゴン州のポートランドやユージーン、フロリダ州南部、ニューヨーク市、ミシガン州など。

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