米国民の52%、ウクライナを支持 46%はトランプ氏がロシア寄りとの見方

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ロシアを攻撃するウクライナ兵=2日、ドネツク州/Roman Chop/AP

ロシアを攻撃するウクライナ兵=2日、ドネツク州/Roman Chop/AP

(CNN) 米国民の52%がロシアとウクライナとの戦争で、個人的にウクライナを支持していることがわかった。2日に公表されたCBSとユーガブが実施した世論調査で明らかになった。今回の世論調査は、先月末に米国を訪問したウクライナのゼレンスキー大統領がトランプ大統領と口論となった出来事の前に実施された。

世論調査によれば、ロシアとウクライナとの戦争について、52%がウクライナ側につくと答えた。ロシアを支持するとした人の割合は4%にとどまった。44%がいずれも支持しないとした。

ウクライナ情勢をめぐるトランプ米大統領の言説をめぐっては見方が割れた。トランプ氏の言動について、46%がロシア側に好意的だとみている。ロシアとウクライナを同様に扱っているとした人の割合は43%。ウクライナに好意的と考えている人の割合は11%だった。

共和党支持者の56%はロシアもウクライナも支持しないと答えた。民主党支持者では72%がウクライナを支持すると回答した。

米国人の約4分の3は、ロシアとウクライナとの間で何が起きるのかについて、少なくともある程度は米国の国益にとって重要だとの見方を示した。これは党派によって見方が分かれており、民主党支持者の48%が非常に重要だと答えたのに対して、共和党支持者の中で非常に重要だと答えた人の割合は20%にとどまった。

66%の米国人はロシアについて、非友好的あるいは敵国と考えている。共和党支持者の41%はロシアについて友好的あるいは同盟国とみなしている。ロシアについて友好的あるいは同盟国と考えている民主党支持者の割合は26%だった。

米国による兵器や軍事支援の提供についても意見が割れた。支援すべきとしたのは51%、すべきでないとしたのは49%だった。兵器や軍事支援をめぐっては、民主党支持者の72%が支持したのに対し、共和党支持者の支持は32%にとどまった。

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