トランプ氏、英語を公用語とする大統領令に署名 米史上初の指定

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英語とスペイン語で書かれた看板=米ニューヨーク市/Seth Wenig/AP

英語とスペイン語で書かれた看板=米ニューヨーク市/Seth Wenig/AP

(CNN) トランプ米大統領は1日、英語を米国の公用語とする大統領令に署名した。全米レベルで公用語が指定されたのは、史上初めて。

大統領令は、国家の公用語を「一つにまとまった社会の核」と位置付け、「市民が一つの共通言語で自由に考えを伝え合えることによって、米国は強くなる」「連邦政府が単一の公用語を指定することは、米国にとって最大の利益だ」と主張している。

かつてクリントン元大統領は、各機関に非英語話者への支援を義務付けていたが、新たな大統領令でこれは撤回された。ただし、各機関による英語以外でのサービス提供が禁止されたわけではない。

下院民主党のトップ、ジェフリーズ院内総務は、今回の大統領令が今までの数十件と同様、法律や憲法に違反する可能性を指摘。さらに、単一言語を掲げることで、世界における米国の競争力は低下するとの懸念を示した。

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