北朝鮮が強制収容所を拡大、最多20万人か アムネスティ
鉱業、林業や農業などの経済活動の進行が目立つとも報告。同収容所の敷地は広さ約560平方キロで、米の首都ワシントンの3倍に相当する。
15号収容所は北朝鮮中央部の川が流れる谷間に位置し、首都平壌からは約120キロ離れている。
11年の報告書では収容者数は約5万人とされたが、その後、39の生活区域が解体され、増設は6のみだった。収容者数の減少をうかがわせるが、林業を含む産業活動の活発化が確認されたという。
衛星画像によると、収容所の周囲にはフェンスが張りめぐらされ、警備地点の在り場所も明瞭にわかる。収容所への出入りは警備付きの入り口、監視塔や敷地内の保安検査場所などを通じ監視されている。