盗難旅券の2人、同時にチケット購入か 不明のマレーシア機
クアラルンプール(CNN) 南シナ海の上空で行方不明になったマレーシア航空機の乗客のうち少なくとも2人が盗まれたパスポートで搭乗していたとみられる問題を巡って、国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)は10日までに、同機構のデータベースに盗難パスポートとして登録されていたにもかかわらず、その情報はこれまで照会された形跡がなく、今回の搭乗時もチェックされていなかったと明らかにした。
ほかにも盗難パスポートを使った人物が搭乗していなかったかどうか、インターポールが調べているという。
盗難パスポートの2人は中国南方航空を通じ、同時にチケットを買っていたとみられることが分かった。クアラルンプールから北京、アムステルダムを経由して1枚はコペンハーゲン、もう1枚はフランクフルトへ行く連番、同価格のチケットで、タイの通貨バーツで決済されていた。