ウクライナ東部の衝突で13人死亡 墜落現場に調査団入れず
一方、マレーシア航空の旅客機が7月17日に撃墜された事件では、欧州安保協力機構(OSCE)の調査団が墜落現場調査のため現地入りしている。
マレーシアのナジブ首相は27日、調査団の警護のため国際警察が現地入りすることを親ロシア派勢力が認めたと発表した。一方で、治安状況が安定せず調査団がまだ墜落現場に到達できていないことを「深く憂慮する」とした。
ウクライナの治安当局によると、墜落現場は27日現在も、武装勢力の制圧下にあるという。
OSCE幹部は記者団に対し、調査団は砲撃音が聞こえたため墜落現場に向かう道路上で待機していると述べ、武装勢力や政府と接触して28日に再び現場到達を試みると語った。