ナイジェリアで爆弾テロ続発、5人死亡 容疑者5人を拘束
ナイジェリア中部ジョス(CNN) ナイジェリア北部の中心都市カノで26日から27日にかけて爆弾テロや未遂事件が相次ぎ、少なくとも5人の被害者が死亡した。当局は27日までに容疑者計5人を拘束した。
警察の報道官によると、キリスト教の住民が多く住む同市サボンガリ地区で27日、爆発物が壁を越えて投げ込まれ、教会の礼拝を終えて出てきた信者らを直撃。5人が死亡、8人が負傷した。攻撃を共謀したとして3人が拘束された。
カノ市内の別の場所では同日、警官に呼び止められた女が爆弾を起爆。警官5人が負傷し、自爆犯は死亡した。
同市内にあるモスク(イスラム礼拝所)付近では26日夕、爆発物を仕掛けた車両が止まっているとの通報を受けて爆弾処理班が出動。トランクの中にあった遠隔操作の手製爆弾を解体処理した。当局はこの件で27日夜までに2人を拘束し、事情を聴いているという。