イスラエルとパレスチナ、72時間の停戦に合意 エジプトが提案
イスラエルとハマスの衝突はすでに4週間に及び、パレスチナ保健省によるとガザでの死者は1800人を超えた。国連は、このうち70~80%を民間人が占めるとの推計を示す。
一方イスラエル当局は、同国軍の兵士64人、民間人3人が死亡したと発表している。
ガザでは4日、イスラエル側が短時間ながら一方的に戦闘を停止。住民らが生活必需品を買ったり、自宅の様子を見に行ったりする姿もみられた。
しかしパレスチナ保健省によると、停戦開始直後にガザ市内にある避難キャンプの住宅が攻撃を受け、8歳の子どもを含む18人以上が死亡、30人が負傷した。イスラエル側は、攻撃が実施されたのは停戦に入ってからわずか2分後で、作戦自体は停戦前から始まっていたと説明した。
ハマスは4日の停戦には同意せず、イスラエル軍によると、同国領内に少なくとも53発のロケット弾を撃ち込んだ。