ネパール地震の死者4700人超、雪崩で200人不明か
国連の潘基文(パンギムン)事務総長は滞在先のパリでネパールに哀悼の意を表し、各国にさらなる援助を呼びかけた。
地方などの被害状況も徐々に明らかになってきた。国際援助団体のワールド・ビジョンによると、震源に近いカトマンズ北西部のゴルカ周辺は壊滅的な被害に見舞われている。住宅45棟のうち35棟が倒壊した村や、住宅の70%が倒壊した村もあり、子どもや高齢者ががれきの下敷きになっている。
しかしそうした山間部の村につながる道路は寸断され、危機的な状況にあることは分かっても、救助隊や救援物資を届けるまでにどれほどの日数がかかるか分からない状況にあるという。