イラク中部で自爆テロ、死者30人 ISISが犯行声明
(CNN) イラク中部バクバの野外市場で10日夜、自爆テロが発生し、警察や保健当局者によると少なくとも30人が死亡、40人が負傷した。
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が短文投稿サイトのツイッター上でメンバーによる犯行と認め、さらに支持者らがこれをリツイート(転送)した。
現場はイスラム教シーア派の住民が多い地区。市場は多くの買い物客らでにぎわっていた。
約1時間後にも同じ地区で路肩に仕掛けられた爆弾が爆発し、地元当局者らによると4人が死亡した。この攻撃をだれが仕掛けたのかは明らかになっていない。
バクバは首都バグダッドから北へ約65キロ離れた都市。昨年半ば以降、ISISの脅威にさらされている。
バクバとバグダッドの間に位置するハンバニサアドでは先月、爆弾を仕掛けたトラックが野外市場で爆発し、少なくとも86人が死亡。ISISはこの攻撃についてもツイッターで犯行声明を出した。