ロシア軍機、今度は米軍偵察機に異常接近 バルト海上空
米軍の戦闘艦船に対するロシア軍用機の異常接近はここ数カ月間で多発。太平洋では昨年10月、米空母「ロナルド・レーガン」にロシア軍哨戒機のツポレフ142型機2機が接近し、米軍機が緊急発進していた。
米国も加盟する北大西洋条約機構(NATO)とロシアの間ではウクライナ危機などをめぐって対立が高まっている。米国防総省は今年2月、NATO同盟国に対するロシアの敵対行為を阻止するための軍事作戦計画に34億ドルの予算を投じることを明らかにしていた。
この計画の一環として米空軍は今月初旬、F15型戦闘機をアイスランドとオランダに派遣。英国にはF22型戦闘機を送り込むなどしていた。