クルド人部隊、シリア北部マンビジュを奪還 住民が解放喜ぶ
(CNN) シリアの少数民族クルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍」(SDF)は13日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に支配されていた北部マンビジュを奪還したと宣言した。市内では解放を喜び合う住民らの姿がみられた。
住民らは2年間に及んだISISの支配下で強制されていたひげをそり、全身を覆う女性の服装「ニカブ」を脱ぎ捨てたり、禁じられていたたばこを吸ったりして解放感を味わった。
作戦を援護した米国の国防総省も、市中心部の解放を宣言した。
SDFは今年5月からマンビジュ奪還作戦を展開し、先週までに大半のISIS戦闘員を追放していた。最後の一団が12日から逃走を始め、数百人の住民が新たに解放されたという。