アフガン政府、元首相率いる反政府勢力と和平協定
カブール(CNN) アフガニスタン政府は22日、ヘクマティアル元首相率いる反政府勢力「ヒズビ・イスラミ」と和平協定を結んだ。
アフガン・米両政府はこの和平協定を歓迎している。だが人権団体からは強い批判の声も出ている。
在アフガニスタン米大使館は声明を出し、和平合意は「アフガニスタンにおける紛争を平和的に終わらせる第1歩だ」と述べた。
また、アフガニスタンのアブドラ行政長官は短文投稿サイト「ツイッター」の公式アカウントで「政府はヒズビ・イスラミと和平合意に署名した。タリバーンにも暴力よりも平和を選び、自らにとってのよりよい未来を手に入れるよう呼びかけたい」と述べた。
ヘクマティアル氏はソ連のアフガン侵攻後の1980年代、ソ連軍に対抗するムジャヒディン(イスラム戦士)を軍事支援する米政府から約6億ドルの支援を受けた。