家出してISISに加入、ドイツの少女をイラクで発見
記事によれば、ウェンツェルさんは問題のない生徒だったが、ひそかに過激思想に傾倒。アラブ音楽を聴いたり、さらには頭をスカーフで覆ったりするようになった。
インターネット上でISIS戦闘員と知り合い、昨年トルコのイスタンブールへ向かった。そこから意思に反してモスルへ連れて行かれたと話している。ISIS戦闘員と結婚したが、相手はまもなく死亡した。
ドイツの情報当局によると、同国からはこれまでに、未成年者を含む930人余りがISISに参加する目的でイラクやシリアへ渡った。このうち2割は少女や女性だったと推定される。
ウェンツェルさんの出身地は人口わずか7500人の平穏な町で、家族はイスラム教とのかかわりさえ全くなかったという。