英国、南シナ海に空母派遣の可能性 中国反発
これに関連し、ファロン英国防相はロイター通信との会見で、空母派遣の地域は最終決定されていないと指摘。その上で、「我々は南シナ海での航行で中国の制約は受けないだろう」と付け加えた。
英国の空母2隻は全長280メートル、重さ6万5000トンの「クイーン・エリザベス」と「プリンス・オブ・ウェールズ」で現在、試験航行などが続いている。英国が導入を決めた最新型戦闘機F35が搭載される予定。
英中関係は、キャメロン前首相時代は関係が緊密化していたが、欧州連合(EU)からの離脱を決めたメイ首相になってからは陰りが出始めている。メイ氏はむしろ、経済面を含む対米関係の強化に力点を置いている。