キャセイ機乗員、北朝鮮ミサイルの大気圏突入を「目撃」か
香港(CNN) 香港を拠点とするキャセイパシフィック航空は5日までに、米サンフランシスコから香港へと向かっていた旅客機の乗務員が、北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられる物体が大気圏に再突入するのを目撃したと明らかにした。
キャセイによれば、関係各所や業界団体などと連絡を取っている。現時点では航路を変更する予定はない。航路から遠く離れた場所で起こった出来事だったものの、乗員は手順に従って日本の航空当局に連絡したという。
キャセイは、引き続き警戒し、状況を精査すると述べた。
北朝鮮は11月29日未明、これまでで最も大型で強力なミサイルとみられている新型ICBM「火星(ファソン)15」を発射していた。