ソマリア連続爆発、死者512人に 10月の報告から激増
(CNN) アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで10月に発生した連続爆発の死者が、これまでの報告を上回る512人に達していたことが分かった。当局が3日に発表した。
10月14日に発生した連続爆発は同国の歴史上最悪規模の犠牲者を出した。政府は10月末ごろの時点で、死者数を358人と報告していた。
1カ月半以上が経過した後に死者数が跳ね上がった理由は、現時点で明らかになっていない。爆発についての犯行声明は依然として出ていない。
政府の調査委員会は記者会見で、70人近くが行方不明のままであり、けがの回復していない人も295人に上ると説明した。
モガディシオはここ数年、大規模な攻撃の標的となってきた。このうち複数の爆発事件には、イスラム過激派「シャバブ」が絡んでいる。