誤診で新生児に死亡宣告、火葬に向かう途中で呼吸 インド
ニューデリー(CNN) インドの首都ニューデリーの病院で医師が生まれたばかりの男児の死亡を告げたものの、遺族がその数時間後に火葬場へ向かっていた際、男児が呼吸するのを見付ける騒動がこのほどあった。
母親は双子を出産していたが、女児は死産。残る男児も存命が危ぶまれる状態と診断され、出産から2時間後に死亡と判断されていた。
CNNの取材に応じた男児の祖父によると、両親らが病院から与えられて男児の「遺体」が入っていたポリエチレン製の袋の中でうごめくような気配に気付いたのは火葬場へ向かっている最中だった。
袋を開けると男児が呼吸するのを見付け、目を疑ったという。男児はその後、ニューデリーの養護施設内に運ばれ手当てを受けているが、家族は生存の可能性についての情報は得ていない。