タランチュラや昆虫数百匹、空港で押収 密輸の疑い コロンビア

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コロンビア当局がタランチュラや昆虫など数百匹を押収/Colombia Department of Environment

コロンビア当局がタランチュラや昆虫など数百匹を押収/Colombia Department of Environment

(CNN) 南米コロンビア当局は2日、欧州へ向けて虫を密輸しようとした疑いのある企てを阻止し、数百匹のクモや昆虫類を押収した。当局者が明らかにした。

政府の環境当局による声明では、少なくともタランチュラ232匹、ゴキブリ67匹、クモの卵9個、サソリの成体1匹とその子ども7匹が首都ボゴタのエルドラド空港で没収された。この動物類はスーツケース内に隠されていた、200点超のプラスチック容器内にしまわれていたという。

ドイツ人2人が拘束され、訴追されることになっている。2人は学術目的のためにドイツへこの動物類を移送しようとしたと話しているが、動物類の収集および移送の許可を得ていなかった。

スーツケースに隠されていたとされる虫を当局が調べる/Colombia Department of Environment
スーツケースに隠されていたとされる虫を当局が調べる/Colombia Department of Environment

動画には、当局が調査を実施する中、容器の周辺をはい回る昆虫類が捉えられている。タランチュラ1匹が木の枝に上る様子や、別の虫たちが検査する当局者の腕ではい回る様子も目にすることが出来る。

ボゴタ市環境局のカロリーナ・ウルティア局長は、たとえ野生動物を学術研究のために用いるつもりでも、国外へと持ち出すためには関係当局からの許可が必要だと述べている。

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