ウクライナの複数の主要都市に「攻撃」 大統領府長官顧問
(CNN) ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は11日、東部ドニプロや西部ルツクを含む複数の主要都市が「壊滅的な打撃を受けている」と明らかにした。
同顧問はツイッターで、ルツクでは爆発の影響でボイラー設備2基が稼働を停止したと説明。西部イワノフランキフスクでも3件の大規模爆発が報告されたと述べた。
また「ドニプロも攻撃を受けている」とし、「民間人や主要都市に対するロシアの破壊的な戦争が続いている」との認識を示した。
ウクライナの通信社UNIANはルツクの市長の話として、市内の飛行場で複数回の爆発が報告されたと報じた。ルツクはこれまで攻撃されたことがなかった。
ウクライナ救急当局によると、ドニプロでは11日未明、幼稚園と集合住宅、靴工場に対する計3回の空爆があり、1人が死亡した。空爆の発生時刻は現地時間午前6時10分ごろだったという。