ロシアが遠距離からの攻撃増やす、米当局が分析

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赤い地域がロシアが占領するウクライナ領土。赤い点線で囲まれた地域はロシアが進軍していると推定される地域/Source: The Institute for the Study of War with AEI's Critical Threats Project Graphic: Renee Rigdon, CNN

赤い地域がロシアが占領するウクライナ領土。赤い点線で囲まれた地域はロシアが進軍していると推定される地域/Source: The Institute for the Study of War with AEI's Critical Threats Project Graphic: Renee Rigdon, CNN

(CNN) 米国防当局幹部は10日、ウクライナに展開するロシア軍がこの数日間で長距離の砲撃や爆撃、ミサイル発射の利用を増やしていると述べた。航空機と移動式ミサイル発射装置の両方から発射しているという。

この当局者は「画像を見る限り、彼らは明らかに人口密集地域を攻撃し、多くの被害を与えている。従って、我々が明確に確認し独自に検証できるのは、長距離の砲撃の増加が上向いているということだ。彼らは当初数週間で被った勢いの課題を克服しようと苦労してきた」と語った。

さらに、米国はロシア軍が当初直面した兵站(へいたん)上の課題に適応し克服すると予想していたとも述べ、それが世界が今目撃している人口密集地に対する長距離砲撃の利用増加になっていると指摘した。

この当局者は「ロシア軍が首都キエフに北西から少し近づき始めた中、それが始まる最初の部分をこの24時間で目にし始めたところだ」とも語った。

同当局者によると、南部の港湾都市マリウポリはロシア軍に包囲された状態が続いているが、まだ掌握されてはいないという。

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